会社概要

基本理念

必要な時に必要な分だけ

従来の会計事務所のような顧問契約にとらわれず、
「必要な時に必要な分だけ」
プロとしてのサービスを提供することをコンセプトに、
上場会社から中小企業をはじめ新規事業者まで
財務・会計に関する支援や経営に関するサービス提供と
セミナー等による各種情報の提供を基本理念としております。

法人概要

法人名株式会社ブレイン
税理士法人ブレイン(税理士法人番号 第938号)
設立株式会社ブレイン  2001年6月1日
税理士法人ブレイン 2005年5月16日
役員株式会社ブレイン
株式会社ブレイン 代表取締役 岩井正彦
株式会社ブレイン 代表取締役 桶谷 守孝
株式会社ブレイン 代表取締役 倉島 進

税理士法人ブレイン
税理士法人ブレイン 代表社員 岡田博憲
税理士法人ブレイン 代表社員 倉島 進
事業内容税務代理及び税務書類の作成・税務相談・財務書類の作成及び記帳代行
従業員数20名
税理士3名、公認会計士4名
本店所在地大阪市北区西天満4丁目13番8号 尼信ビル8F
大阪オフィス〒530-0047 大阪市北区西天満4丁目13番8号 尼信ビル8F
Tel. 06-6363-8338 Fax. 06-6363-8339
神戸オフィス〒650-0027 神戸市中央区中町通2丁目3番2号 三共神戸ツインビル3F
Tel. 078-362-1362 Fax. 078-367-3623
東京オフィス〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目21-10-1708
Tel. 03-5157-2219 Fax. 03-5157-2229
営業時間9:00〜18:00
所属近畿税理士会

開業奮闘記

「なんか面白いことやりたいね」

「なんか面白いことやりたいね」と同期の岩井正彦さん、桶谷守孝さんと3人で会社を始めてからもう23年がたちます。

いつの間にか、スタッフも増え、人数の拡大とともに3回目の引っ越しを期に、弁護士事務所と同居することになりました。

現在の事務所の所帯は会計チームが20名を越える、設立当初に比べ女性が増えたこともあり小奇麗な事務所になりました。

ある日、スタッフルームの入り口を空けた瞬間「まるで会社みたいやね」という言葉を発してしまいました。と同時に少しの責任感を感じました。
当初は、顧客もそんなにいるわけではなく、それぞれが生活していけるかなというくらいの顧客をそれぞれが担当しており、
別に、会社という組織があるからといって、そこで仕事があったわけではありませんでした。

ただ、将来を考えたとき、何か動ける場所がほしかったのです。

だから、株式会社でなくても、有限会社でも、合資会社でもなんでもいいという感覚でした。

しかし、今後について、いろいろと3人で話をしているうちに、どうせやるなら、きちんと会社として存続させていくことも必要じゃないかなということで、株式会社を設立することにしました。

ある女性との出会い

会社を設立する少し前に、異業種交流会である女性と知り合いました。

彼女は大阪市内でデザイン会社を経営している社長です。

岩井と私は、彼女に会社の設立の話をすると、彼女が私達の会社に監査役として参加してくれることになりましたが、彼女の存在は大きかったと思っています。

なぜなら私達が当然のこととして話をしていることが、彼女にとっては、見当違いのことも多く、よく指摘されました。

私達は、会社の社長さんと、仕事を通じて知り合ってきましたが、いざ自分たちの会社をアピールしようとすると言葉が思いつかないのです。

パンフレットを作るにしても「なにそれ・・・」という彼女の素朴な疑問を受け、ひとつずつ答えるようにして、その中身をひとつずつ、決めていきました。

ブレインという名前

ブレインという会社名も当初は、3人それぞれの思いの中で、自分たちのやっていることが、通じるような名前がいいねという観点で名前を出し合い、30近くの名前をあれでもないこれでもないと検討しました。名前の検討だけで2週間近くが過ぎ、だんだんあせりが出てきましたが、どの名前をとっても、しっくりせず、ただ闇雲に時間ばかりが過ぎて行くばかりでした。

だんだんみんなめんどうくさくなったのか、「ブレインでええんちゃうん!!」という言葉が出た時、会社名はいつでも変更できる。それでいこう。ということで決定されました。

今まで時間をかけて悩んできたことが、なんだったんだという気持ちもなかったわけでもないけど、今では、その名前でよかったと思っています。

顧客である会社は、会計士に対してなにを求めているのか?税理士との違いをどう認識しているのか?今までの会計事務所となにが違うのか?

わざわざブレインを選ぶメリットとはなんなのか?こんなことを、夜中まで、話し合いながら、やっとブレインの理念や、パンフレットが完成し、株式会社ブレインが設立されました。

インキュベーション施設に入居

会社を設立した時に事務所をどうするかということで、その当時たまたま、電車のつり広告で見つけた梅田の第4ビルにあるレンタルブースで設立することにしました。

いきなり、会社所在地が大阪のど真ん中の事務所になってしまったのです。

現実は、机がひとつ置いてあるだけでしたが、名刺には、大阪駅前第4ビルと入っていて、名刺交換するたびに「いい場所で会社をされているんですね。家賃高いでしょう。」とよく言われました。

実際は、月額3万円でだったのですが・・・それと前後して、(財)大阪産業振興機構が保有している、企業家支援のためのインキュベーション施設への入居者募集広告を見つけました。

すでに第4ビルに入居していたのですが、何かの縁を感じ入居することにしました。いきなり事務所が2箇所になってしまったのですが、これが、ブレインのひとつの流れをかえてくれることになりました。

そのインキュベーション施設は、1年間という期限付きではありましたが、卒業するときに、(財)大阪産業振興機構から、その施設運営の一部をお手伝いすることになり、今後入居してくる起業家に対して、受付け業務から、セミナー等の開催を計画し、実施していくというものです。

私達にとっては、絶好の機会であり、その後4年が経過し、現在も継続しています。

ブレインセミナー

ブレインの知名度を上げるために、セミナーの開催を利用しました。ブレインセミナーと銘打って年間50近く開催することにしたのです。

外部の協力者を含め、多種の方々に講師をお願いし、セミナーの開催を達成しました。

当然、集客には苦労しました。1人しか集まらないこともありました。

本町から、梅田までのすべてのビルへのビラまきや、梅田の街頭でのビラまきも、アルバイトを使いながら、自ら毎日歩いて、ビラまきも行いました。

また、新聞等に話題を提供して記事として、取り上げてもらう工夫をしたこともありました。

これらのことがあって、今、なんとなく、ブレインの名前は、少しずつであるが、有名になってきているような気がします。

それと、講師料などほとんどないことを承知の上で、快く講師を引受けていただいた方々とは、現在も交流を深め、私達の貴重なパートナーとなっています。

こんなことを繰り返しているうちにはや14年が過ぎました。

振り返ってみれば、当初3人で話していた「なんかおもしろいことやりたいね」を通してきたような気がします。

今また新たに、いろいろなことを始めるときがきているような気がします。

従業員も増えてきたことから、もう3人での「いつつぶれてもいいや」という感覚から「いつまでも存続させる」責任へと変わっていっていることを実感しています。

これからもよろしくお願いいたします。